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石川県の木材

県産スギの特徴

1.スギ主要品種の紹介

石川県内には上記以外にも、地スギや県外産のイケダスギなど多くの品種が分布されている。

2.石川県に分布するスギ品種の特徴

品 種 名
クワジマスギ
ヒヨウスギ
カワイダニスギ
実生・さし木別
実 生
実 生
さしき
生 産 地
白山市
小松市
津幡町
地  質
侏羅紀、砂岩
第三紀、流紋岩
第三紀、泥岩
海  抜
500~1,200m
100~350m
100~350m
平均気温
12℃
14~15℃
14~15℃
年降水量
3,300㎜
2,400㎜
2,500㎜
積 雪 深
2.00m
1.00m
1.00m
枝 の 太 さ
心 材 色
赤褐色
淡赤色
赤褐色
技 密 度
落 枝 の 良 否
不良
成  長
晩生
中生
早生
雪 に 対 す る 強 さ
病 虫 に 対 す る 強 さ
普通
普通
普通(ハダニ・タマバエ
適 し た 土 壌
  BE~BD(d)
土壌が割合乾燥していても深ければかなり良い生育を示す
   BE~BD
乾燥するが浅ければ極端に生育が落ちる
   BE~BD
乾燥すれば生育が低下する
適 応 地 域
奥山地域
(積雪深 1.5m以上m)
里山地域
山間地域
(積雪深 1.5m以下)
里山地域
山間地域
(積雪深 1.5m以下)

3.主要品種の分布図

アテ(能登ヒバ)の特徴

アテは石川県の主要な造林樹種であり、県内における造林面積は約12,000ヘクタールであるが、その99%が能登地方に分布している。

〇マアテ

アテの地域で最も多いのはマアテで、アテ全体に占める割合は55~60%に達する。
ねじれが強いのが特徴である。
 主な分布地域は、輪島市(門前町を含む)を中心にほぼ能登地方全域に分布している。

〇クサアテ

マアテに次いで多いのはクサアテで、全体に占める割合は35~40%である。漏脂病の被害を受けやすいことが分かっている。
 主な分布地域は、穴水町以南の地域に多く分布している。

〇スズアテ・エソアテ

スズアテとエソアテは同一系統であるとが明らかになっており、アテ全体に占める割合は、数%である。
 主な分布地域は、スズアテは能都町から珠洲市にかけて広く分布しており、エソアテは七尾市江曽集落とその周辺に分布している。
上記以外にもカナアテ、オオバアテなど30あまりの系統名があるが、流通量が少なく識別が判然としないため、ここでは割愛する

3.主要系統の分布図

2.アテの主要系統の特性

特 性 / 系 統
クサアテ
マアテ
エソアテ
スズアテ
淡緑色
濃緑色
濃緑色
鱗片
 
鱗片小、やや肉厚、尖端は角、やや裏側に湾曲する
鱗片大、肉厚、突端は鈍角で裏側に湾曲する
鱗片大、肉薄、尖端は
嘴状で裏側に湾曲する
樹冠
外形
狭円錐型
広円錐型
鈍円錐型
枝条
細くて多い
くさクサアテより 太くて少ない
マアテより細くて 多い
樹幹
灰褐色
赤褐色
赤褐色
樹皮
幅細く、縦裂、
剥げにくく粗造型、スギ皮に似る
幅広く、縦裂、剥げやすく粗造型、やや平滑でヒノキ皮に似る
幅広く、縦裂、薄く裂けやすく白班平滑光沢を有す
れ性
若干ある
ある
ない
断面形状
正円に近い
不正円
正円に近い
根元型
円形
鳥足型
鳥足型
諸性質
結実性
極く少ない
極く少ない
多い
耐陰性(幼時)
強い
クサアテより強い
マアテに似る
伏条(発根)性
良い
良い
良い
耐雪性
強い
強い
強い
生長
中性
やや晩生
晩生
立地に対する要求度
大きい
クサアテより少ない
マアテに似る
耐病虫性
強い
(漏脂病にやや弱い)
強い
強い
根系
浅い
浅い
浅い

4.能登ヒバのねじれ(人工乾燥後)

マアテのねじれ
マアテのねじれ
マアテ > クサアテ
マアテ > クサアテ
公益社団法人
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