国産材転換支援緊急対策事業
国内において木材需要のひっ迫が続いている状況に加え、今般のウクライナ情勢の影響を受けた我が国の木材需要の更なるひっ迫への影響を緩和するため、国産材製品の増産に伴う原木・製品の運搬や一時保管、国産材製品への転換を図る設計・施工方法の導入や普及を臨時的に支援します。
JAS構造材実証支援事業のうち「転換実証支援事業」
令和3年、木材の輸入量の減少等により価格は高騰し、ウッドショックと呼ばれる事態が発生しました。さらにロシアによるウクライナ侵攻も加わり事態の長期化が見込まれ、輸入材への依存度が高かった木材の不足を代替できるもので補っていく必要があります。
本事業は、調達が困難になった横架材、羽柄材について、設計・施工上の工夫を通じて品質・性能の確かなJAS製品への転換を促し、その成果を普及するものです。
※対象 構造計算を要する3階建ての住宅、若しくは述べ面積500㎡以上の住宅を対象。
詳細は、▶JAS構造材実証支援事業のうち転換実証支援事業でご確認ください。
建築用木材の転換促進支援事業
ロシア等からの木材輸入減少により不足する建築用木材を緊急的に代替するため、建築物の設計・施工事業者が国産材製品への転換を図る設計・施工方法の導入及び普及に要する経費を支援します。
原木・製品の運搬・一時保管緊急支援事業
ウクライナ情勢の悪化により影響を受ける製品を緊急的に増産し流通させるため、原木及び製品の運搬及び一時保管を支援し、我が国の木材需要の更なるひっ迫への影響緩和を図ることを目的として、原木または製品の長距離運搬に必要な経費を支援します。